2016年3月31日木曜日

ゼロ・エネルギー・ハウスZEHのすゝめ    -電力自給自足の時代がやってくるー

唐突ですがもう“しばらく”すると電気料金があがります。

なんで?と思われる方もいらっしゃると思いますが本当です。

いろいろな方が記事やブログで書かれていますが主に次の2つの理由によります。

【理由その1】電力自由化

今年4月からの電力自由化で一般家庭の電気代は“しばらく”は下がります。

しかししばらくすると電力供給業者の統廃合や一部撤退などにより寡占化が進み、自由化当初

ほどの競争状態ではなくなるため徐々に電気代が上がると言われています。

【理由その2】再生エネルギーの普及

現状は再生エネルギーを普及させるためにFITという固定価格買い取り制度がありますが、

平たく言うと再生エネルギー買い取りの費用を再エネ賦課金という形で電気を使う人たちが負担

して普及させているのです。なので再生エネルギーを普及させようとすればするほどこの再エネ

賦課金が増えて私たちの電気代も上がります。再エネ先進国のドイツでは電力自由化からほぼ

7年で元の価格を超え、現在では電力自由化前の1.5倍まで跳ね上がっているそうです。


となると、ゼロ・エネルギー・ハウスZEHでは発電した電力を「売る」よりも「自分で使う」という

自給自足の選択肢が増えてくるでしょう。ただ昼間発電した電力の余剰分を夜間利用するため

には蓄電池が必須となります。蓄電池は非常時の備えにもなるのでコストが見合えば是非とも

欲しい設備です。自動車メーカーは電気自動車を蓄電池替わりに使うことを提案したりしてます

が、一般に普及するにはより高効率な蓄電池が開発され、政府の助成金などにより低コスト

での導入が可能になることが期待されます。


そんな折、3月13日付の朝日新聞群馬版に「(群馬)県再生可能エネルギー推進計画では、

30年に太陽光発電を住宅で4軒に1軒、ビルや工場、店舗で4分の1の割合で普及を目指す。

県環境エネルギー課は、初期投資費用が下がったことで「参入のハードルは下がったと指摘

する。住宅用の蓄電池を普及させ、「自家消費」も広げたい考えだ」との記事を発見。

早速県庁へ出かけ、お話しを伺ってきました。

環境エネルギー課(http://www.pref.gunma.jp/07/at0100002.html)の担当者によれば「28年度

は太陽光+蓄電池の導入に対し低利の融資制度を検討している」とのこと。これが実施され

れば県内の既存住宅でもZEHリノベーションが流行るかもしれません。今後に期待です。